MVNOにおけるアンテナピクト問題はSMS付きSIMカードで解決できる
MVNO界隈ではセルスタンバイ問題が存在します。
「セルスタンバイ」とは、3G回線のために作動しているプロセスです。
データ用SIMの場合にこのプロセスが異常にバッテリーを消費してしまうという現象が起こります。
機種によって有無があったり、MVNOではないキャリアのSIMカードでは問題は発生しません。
原因として考えられるのは、3Gの通話回線を検索してしまっているためです。
常に検索しているためにバッテリーが消費されます。
この問題を解決するためにMVNOのSMS付きSIMカードを契約しました。
SMSは通話の回線を使ったサービスでデータ通信専用SIMかつ通話のチャンネルを持つことができるので、問題が解消されます。また、アンテナピクトが正常に表示されない現象も解消されます。
これらの問題はAndroidとiOSで発生するようです。
ちなみに下の不格好なSIMカードが標準SIMをMicroSIMにカットして更にnanoSIMカードにカットした代物です。(ヤスリで厚さも変えました)
そして上が今回契約したSMS付きSIMカードです。
MVNOのデータ専用SIMカードを使用している方でバッテリーの消費が激しい方はバッテリー消費の詳細を確認するのが良いと思います。アンテナピクト問題かもしれません。